古都巡礼2日目

2日目の私たちは違います。
ﾊﾞｽの発車時刻、発車場所、乗継時間、到着時刻、最終ﾊﾞｽの時間、奈良への特急列車のﾁｹｯﾄ等全て調べ上げ用意し比叡山へ臨みました。
まずはﾊﾞｽを乗り継いで2時間弱かけて比叡山頂からさらに元三大師堂*1というところを目指します。でもﾊﾞｽなので思いのほか楽ﾁﾝ。ﾊﾞｽ亭からもさほど苦労することなく目的の寺に到着し祈祷料を納め、姉は護摩木のｻｲﾄﾞにもお願い事を書いてきました(一部英語で)。想像していたご祈祷はこのお寺では2択で迷った時にするものらしいので今回はこれでおしまい。葛湯とお香をおみやにいただいたー。

大変な意気込みで乗り込んだものの案外ｶｼﾞｭｱﾙに済んでしまい時間が余ったので延暦寺へ。延暦寺の中の根本中堂というところはお堂の奥が一段下がっていて暗く広い空間を目をこらして観ると仏様がならんでいるという大変見ごたえのあるありがたいところで思わず2周してしまうほどです。たっぷり拝みたおして帰りのﾊﾞｽに乗る頃にはお賽銭も底をつきました。

予定通りﾊﾞｽから特急へ乗り換えていざ吉野へ。またまた2時間弱かけて吉野駅へ付くとお迎えの車が。と思ったら他の旅館の車でした。あれ昨日5時半につきますよと電話したのににゃー、としばらく待ちましたが来る気配なし。旅館に電話をすると「じゃあ今から行きます〜」との事。まあ、まあまあまあ＾＾
ﾌｧｰｽﾄｺﾝﾀｸﾄの悪い予感が的中して、まあこのお宿ではいろいろありましたがなんとか夜の拝観に参加。予想以上の人数が夜の境内に集まっていました。全員集合したところでほら貝の音色とお坊さんの先導で中に入ります。大興奮！！ふんがー！！！
全員が中に入るとお堂の扉が閉められます。何この密教感・・・
住職のご挨拶の後、ほら貝、太鼓の音色と共に声明ｽﾀｰﾄ。お経が盛り上がってきたところで「蔵王権現様のご開帳です」のMCと共に下からのﾗｲﾄｱｯﾌﾟ！！！3対の巨大な青い仏様が闇に浮かび上がります。演出家だれやー！！！かっちょよすぎるやんけーーー。

その後は前の列から順に全員がお焼香。お経が終わると自由にお堂の中を見て回って解散。期待をはるかに上回る拝観でした。
温泉に入って就寝。とにかく歴史のある宿だということは承知した。

*1:おみくじの発祥のお寺だそうです